遮熱シートの施工事例
弊社主催の省エネセミナーにて、県内の縫製加工工場からお問い合わせを頂きました。
お問い合わせの内容は、夏期のボイラー室室温上昇に悩まされており、改善策を必要としているとのことでした。
蒸気配管周りは保温されていたものの、ストレージタンクに保温が未施工であったため、その放熱が室温上昇の一因となっていました。
また、保温材が使われておらず、放熱によるエネルギーロスにも苦慮していました。
ケージや還水口などの突起が多く、ランニングによる保温はイニシャルコストがかかるため、そのままとなっていたようです。
効果
そこで、弊社の方で遮熱シートを施工させて頂きました。
施工後、表面温度が施工前の99.2℃から35.5℃まで抑制されました。
その結果、室温上昇が抑えられ、保温効果も生まれました。
また、夏期のボイラー室の作業も蒸し暑さがなくなり、作業環境の改善にも繋がりました。
今後の展開
蒸気系統で保温していない部分が多数あるので、順次施工していく予定です。