コンプレッサ廃熱を空調補助として有効利用した事例

 

お問い合わせのきっかけ

新潟県魚沼市のお客様からのお問い合わせでした。
以前は、弊社に対して電気工事会社との認識でしたが、省エネソリューションサイトや省エネ通信を通して設備全般を施工できることをご認識いただきました。
以前施工した電気室の排熱暖房利用の並行展開で、第2工場排熱利用の提案をご希望されていました。

お困りごとの内容

エネルギー指定管理工場であるため、年度毎の省エネの取り組みが必要となり、排熱を空調補助として利用することで省エネ効果を期待されていました。
また、第1工場と第2工場の渡り廊下にて、冬期屋内と天裏で結露による弊害が出ていました。(室内滴下や漏電等)
作業員通路にコンプレッサ室があり、37kW定速機が常時稼働で安定した排気量を確保することが可能であると分かったため、既設排気ダクトから2系統分岐させ暖房補助として利用することを提案。
コンプレッサ排気量から熱量を算出し、排気ダクトから分岐させ渡り廊下と廊下天井裏の2系統へ供給した場合の圧力損失の計算と送風機の選定を行いました。
コンプレッサの排風量(5400CMH)に対し、2系統各2100CMHを供給でき、供給排熱量を暖房能力に換算した場合、1系統16.9kWとなりました。

平面図

 

対象設備の写真

 

効果

制気口吹出の温度は、平均29.7°、風速1.5m/sで理想的な給気状態となりました。
また、今期は渡り廊下の結露は確認されておらず、天裏の結露も見られない状況になりました。
渡り廊下の空調機を送風運転することにより、室外機コンプレッサーの運転にかかるエネルギーの削減、またCO2削減につながり、お客様からは大変ご満足頂きました。

施工後の写真

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