結露対策でエアカーテンを設置した事例

 

お問い合わせのきっかけ

新潟県魚沼市の食品製造業のお客様よりお問い合わせを頂きました。
これまで何度も、お取引させて頂いていたお客様になります。
設備が結露してしまうとのことで、対策方法を模索しており、弊社へお声がけ頂きました。

お困りごとの内容

梱包室が冷凍保管庫と隣接しており、梱包室から保管庫への冷気流入により結露が発生し、設備機器に不具合が生じておりました。
また、梱包室から保管庫への暖気流入により、保管庫側で霜や着氷が発生し、熱負荷が増加しておりました。
設置場所が狭いため、結露に対応できる設備機器がなく、お困りでした。

効果

設置場所の制限と搬入経路を加味し、産業用エアーカーテンを提案致しました。
また、室容積、開口面積、内外の温度差等により機器能力と台数、設置位置を検討しました。
⊿T33℃の温度差があるため、圧力分布と有効遮断高さから、開口下部が外れる可能性が考えられました。
そのため、開口上部の暖気の流入は天吊り設置で遮断し、開口下部の冷気の流入は壁付設置で遮断する設計としました。
稼働後は、効果的に熱の流入出を抑制することができ、結露及び霜や着氷は見受けられなくなりました。
大型設備を導入することもなく、費用を抑えられたことから、お客様からは大変喜ばれました。

設置後の写真

 

 

 

 

今後の展開

ちょっとしたお困りごとに対して様々な角度で検討してくれて、その上提案根拠を提示してくれるので大変助かりますとのこと。
電気設備だけでなく、空調・換気設備など、様々な改修・メンテナンスをお願したいとのお言葉を頂きました。

関連事例

  1. R22の冷凍機(チラー)の更新