今回は、脱炭素(カーボンニュートラル)とは何かを簡単にご説明し、脱炭素が初期投資ゼロ円で実現できる方法をご紹介します!
【こんな方にオススメな記事内容になっています】
・取引先から脱炭素の推進を求められた…
・脱炭素にどのように取り組めばいいかわからない…
・お金をかけずに、脱炭素を推進したい!
・積極的に脱炭素への取り組みを行いたい!
脱炭素(カーボンニュートラル)とは?|メリットは?
脱炭素(カーボンニュートラル)とは?
簡単に言い表しますと「二酸化炭素等の温室効果ガスの排出を実質的にゼロにすること」です。
単語だけ見ると小難しく感じてしまいがちですが、概念としては意外にもシンプルなのです。
そして、「実質的に」というところがポイントで、*温室効果ガスの排出を完全にゼロにしようというわけではないのです。
「実質的に」という部分を分かりやすくしますと、二酸化炭素等の温室効果ガスを「排出する分」と、森林などに「吸収される分」を差し引きゼロにしよう!ということですね。
*(完全にゼロは現実的に不可能と言っても過言ではないでしょう。)
現在、世界的に地球環境に配慮した企業運営を求められています。しかし、日本国内では、まだ大きなムーブメントにはなっていないので、実感は湧かないかと思います。
ですが、スピード感としては遅くとも、今後数年で日本も確実に世界各国と同じような状況に変化していくのではないかと考えられます。
なぜ私がそう思うのか、世界でどれほど脱炭素や再エネが重要視されているかの例1つを出しますね。
『RE100に加盟する世界的に有名なApple社では、Apple製品を製造するサプライチェーンにも再エネ導入を求めることが発表されており、大手企業にとって、自社に関わる中小企業などのビジネスパートナーにも再エネ導入は必須事項であることが具体的な動きとして表面化してきています。』
関連記事より引用:RE100とは?概要や加盟メリット、加盟条件を解説!【再エネ】
※参考:Apple、2030年までにサプライチェーンの 100%カーボンニュートラル達成を約束
脱炭素に取り組む際のメリット
まず第一に、地球環境の改善に貢献できるということですね。
これは少し当たり前すぎるので、以降は金銭的なメリットについて触れたいと思います。
2021年8月時点では、炭素税(カーボンプライシング)が未導入ですので、直接的な金銭メリットは薄いと言わざるを得ませんが、近い将来、導入される可能性は非常に高く、日本も国が主導で導入に向けた動きを取っています。
環境省は27日、2022年度の税制改正で、地球温暖化対策を強化するため、二酸化炭素(CO2)の排出量に応じて課税する「炭素税」の本格導入を要望する方針を固めた。非公開の自民党部会で示した。菅政権が看板政策に掲げる脱炭素社会実現の有力な手段として、政府内の議論を加速させたい考えだ。 炭素税はCO2に課金して排出削減を促す「カーボンプライシング」の代表的な手法の一つ。菅義偉首相は昨年12月、カーボンプライシングの導入を検討するよう環境省と経済産業省に指示していた。
引用:東京新聞 環境省、「炭素税」を要望 税制改正、温暖化対策強化
先を見据えて今のうちに対策しておく価値はありますね。
そこで、間接的なメリットについても、ご紹介します。
☆間接的なメリット
・クリーンな企業アピールになり、取引先からの信頼度や好感度の上昇、新規の取引に繋がる一助になる可能性がある。
・将来的に、日本にもクリーンな企業としか付き合わない大企業や、クリーンな企業が対象の案件や補助金などが出てくる可能性がある。
・同じような取り組みを行っている企業と知り合う機会が増える可能性がある。
・SDGsやRE100等に参加する心理障壁が下がる。
推論、予想が多くはなってしまいますが、パッと思いつくだけでもこれだけあります。
実際に取り組んでいったり、SDGsやRE100等の枠組みに参加すれば、メリットはさらに広がり、企業運営が有利になっていくのでは、と思います。
再エネ100%電力会社への切り替えで脱炭素推進!
なんと、電力会社を切り替えるだけで、脱炭素の推進と電気料金の削減が可能なんです!
【再エネ100%電力への切り替え 3つのメリット】
①”電力会社を変えるだけ”なので、ローリスクで脱炭素が推進できる!
・今後、脱炭素への取り組みをおこなっているかが取引の判断基準になります。また電気の質が悪くなるなどの心配も必要ありません!
②初期投資ゼロで切り替え可能!
・電力会社の変更に基本的には費用はいっさいかかりません。
(既存電力会社と長期契約などを交わしている場合は例外)
初期投資ゼロで電力会社を変更するだけで非常に簡単です。
③月々の電気代が安くなる!
・再エネ由来の電力は発電コストが従来の石油石炭火力発電と比較して、安いことが多いです。そのため、既存電力会社から切り替えてもお得になります。(一部安くならないケースもあります)
再エネ100%の電力会社に切り替えた際のシミュレーション例
●業種:冷凍冷蔵庫 ●契約電力:170kW ●力率:100% ●年間使用電力量:688,014kWh
●負荷率:46.2% ●提案メニュー:RE100(実質再エネ電力100%) ●契約期間:1年
●現在の基本料金:2,373,759円/年
分類 | 既存電力
会社の単価 |
RE100メニュー | ||
単価 | 削減率 | |||
基本料金の単価
(円/kW) |
月額 | 1,368.95 | 467.31 | 65.9% |
電力量料金の単価
(円/kWh) |
夏季
全日 |
18.21 | 18.21 | 0% |
他季
全日 |
18.21 | 18.21 | 0% |
※電力量料金単価は変わらず、基本料金単価の削減となります。
変更後の基本料金810,315円/年
基本料金の削減額1,563,444円
削減率:10.5%
まとめ
いかがだったでしょうか?
脱炭素がなぜいま注目されているのか、なぜ重要なのか。
実際に取り組む際のメリット・デメリットをご理解いただけたかと思います。
ぜひ今の内から、ローリスクでお手軽にできる【再エネ100%電力】への切り替えから脱炭素を始めてみましょう!
脱炭素に興味がある方、お金をかけずに電気代の削減をお考えの方、
まずは、再エネ100%電力への切り替えの無料シミュレーションから承ります。お気軽にご相談下さい!